「キャリアブレイク」っていう言葉を聞いたことがありますか?
最近聞く言葉ですが、まだ、あまりメジャーな言葉ではないようです。
簡単にいってしまえば
「今の仕事から離れて、しばらくゆっくり休んで、今後について考えましょう」と、言う感じですかね。
今の時代、終身雇用制が無くなって、会社側もあなたの仕事を保証してくれません。
ならば、あなたも会社に忠誠を尽くして嫌な仕事でも我慢して続ける必要もないでしょう。
普段の仕事がストレスになっているなら、自分が壊れてしまう前にスパッとやめてしまって、しばらく無職生活も悪くないと思います。
この記事では、
- キャリアブレイクってどういうこと?
- わたしが体験した無職生活中に考えたこと
- 仕事に対する考え方
を、書いていきたいと思います。
「今、仕事に行くのがツライ」「このまま、この仕事でいいんだろうか?」
などと、考えたことのある人の、ちょっとだけでも手助けになればと思います。
キャリアブレイクって何?
「キャリアブレイク」という言葉を、知らない人も多いと思います。
日本では、あまり馴染のある言葉ではないようですが、欧米では広く一般的に知られる文化のようです。
「人生の休息期間」と言う人もいるようです。
一時的に仕事から離れて、自分の目的のために期間を過ごすことをいいます。
目的は、「療養」「育児」「旅行」「勉強」など、人それぞれで、「産休」や「育休」などもキャリアブレイク期間といえます。
1年間無職だったときがキャリアブレイクだった?
わたしの場合、1年ほど無職の期間がありました。
なにか、計画があって仕事を辞めたわけではありませんが、今、考えるとそれがキャリアブレイクに相当するのかもしれません。(その時はまだキャリアブレイクという言葉を知らなかった)
年齢的には50代後半で、次の仕事を探すことに少し不安はありましたが、根が脳天気なので特に何も考えずに休養をとる事ができました。
その時のことは別の記事に書いたので良ければどうぞ。
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50代で仕事を辞めた私の実体験
1年間の休職期間中は、最初の半年くらいは特に何もせずに温泉に行ったりしてゆっくり過ごしましたが、後半は、再就職のための求職活動も始めました。
しかし、なかなか思ったようにいかず、昔の知り合いに誘われるままに、その会社に就職しました。
最初は、なにか他の職種をやってみたかったのですが、結局、また同じ業種になってしまいました。
やはり、雇う側としても、50代後半の未経験者では最初から教えてものになるまで、時間がかかるのと、一人前になったらすぐに定年では、使おうと思いませんよね。
仕事に対する考え方を変えよう
終身雇用が崩壊したり、給料も能力に合わせて決まったりと、以前のサラリーマン的な考え方では通用しないことが多くなってきました。
企業側としても、それなりの年齢なら即戦力になるようなキャリアがある方が有利なことは明らかです。
「仕事に行きたくない」「会社に行くのが嫌だ」と、言うだけで、会社を辞めてダラダラと期間が空いているだけなら、誰も評価はしてくれないでしょう。
会社を辞めるのにはそれぞれに、いろいろな理由があると思いますが、無職の期間に心身を回復させ、次のステップになるようなことをじっくりと考えてみるのもいいと思います。
あなたが、いくら会社のためにと思って身を粉にして頑張っても、会社はあなたの人生のすべてを保証してくれません。
「ん!」と思ったときはスパっと辞めて次のための休息期間「キャリアブレイク」を取るのも一つの考え方だと思います。
無職を前向きに考える:まとめ
「キャリアブレイク」という言葉を少しわかってもらえましたか?
退職までしなくても「育休」や「休職」なんかも「キャリアブレイク」に入るようですから、生活の心配をしなくても済む人もいそうですね。
私の場合は、妻の収入と雇用保険で生活はなんとかなりましたが、その間にアルバイトでもすれば、次につながるいろんな経験ができると思います。
不安はあるかもしれませんが、無職の期間を前向きに捉えることで、その先が見えてくるでしょう。
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