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仕事辞めたい

転職退職

50代で仕事を辞めた私の実体験

2023-01-19

50代後半になって無策で会社を辞めるとどうなるか知りたくないですか?

57歳で会社を辞めたわたしの経験を書いてみました。

50代で「会社辞めたい」と思っている人の参考になればと思います。

50代になっても「仕事辞めたい」と、思うことってありますよね。

わたしもそうでした。

1度「やめたい」と思うとそれが頭から離れなくなります。

結果、わたしは仕事をやめてしまいました。

最初は「せいせいした」「スッキリした」と、気持ちが楽になりました。

でも、時間が立つに連れて「ほんとにやめて良かったのだろうか」という思いが湧いて来ました。

あと、2年我慢すれば定年で、みんなに「ご苦労さま」と言われて円満に退職することができたのに。

19年勤めた会社を定年まであと2年を残して辞めたときのことを思い返してみました。

「仕事イヤだな」「会社辞めたい」そんな風に思っている人に、50代後半になってから無策で会社を辞めるとどうなるかを知ってもらえると思います。

辞めたあとや定年後に自分がどうなりたいのかを早い段階で決めておいて、いつでも辞められるようにしておけば気持ちが楽になって逆に辞めずに済んだかもしれません。

終身雇用がなくなり給与の上がらないこの時代に安定した収入のあるうちに定年後のステージを見定めておきましょう。

50代で仕事を辞めた

10年以上のあいだイヤな仕事があって、その、仕事の時は「あー、またか」って感じでいやいや仕事をしていました。

会社の方にも「今の体制で、わたしひとりで今後も続けていくのは無理なので、後任を育成して引退させてほしい」と、伝えてあったんですが、

その時社長は、「もう、その仕事は、引き受けない」と、言っていましたが、オファーがあると二つ返事で仕事を引き受けていました。

「ウソばっかり」

「もう辞めた!」

社内にはその仕事のノウハウがある人間はわたし一人だけでしたが、後任の育成をしなかったのはわたしの責任ではないので、「辞めたい」という感情が先にたってしまい「辞めさせてもらいます」と、言いました。

その後、その仕事は他にできる人がいないのでなくなったそうです。

辞めることが決まれば、ドッと肩の荷がおりたようでスッキリしました。

仕事を辞めたその後

19年と2ヶ月勤めた会社でしたが、なんの未練もなく辞めることができて、「あースッキリした」って感じで楽になった覚えがあります。

妻も「しばらくゆっくりしたら」と、言ってくれているのでしばらくのあいだ無職の生活を楽しもうと思いました。

退職後の手続き

退職後にやらなくてはいけないことがあります。

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • 還付申告
  • 住民税

上記の5つがやらなくてはいけないことです。

行き先は役場とハローワークになります。

有給消化が終わって退職日以降に離職票と健康保険の脱退証明が来てから、まとめて行ったほうが楽ですよ。

まずは、ハローワークで雇用保険の手続きをして雇用保険受給者証をもらい、その後、役場に行って年金と健康保険の手続きです。

その時に年金の免除申請と健康保険の減免申請をするために、雇用保険受給者証が必要になります。

年金は免除されると将来の受給額が減るのでそれが嫌なら申請しないほうがいいですね。

わたしの場合は、妻に収入があるので1/4しか免除されませんでした。

健康保険はかなり減額されるので申請しないと損ですね。

半額以下になっても病院で待遇が悪くなることはありませんから。

退職後の生活

毎日のルーチンはこんな感じです。

6時起床
6時〜8時半妻の弁当作り、朝ごはん
8時半妻の見送り
8時半〜10時洗濯、たまに掃除
10時〜16時ゴロゴロ
16時買い物
17時〜晩ごはん作り

妻が仕事に行くので妻の担当していた分の家事をやります。

朝も以前は4時に起きて5時半には家を出ていたのですが、6時に起きればいいので随分楽になりました。

あとは、ハローワークに行って雇用保険の手続きと就職活動実績作りくらいです。

雇用保険の失業給付が月に17万円ほどありますが、働いていた時の半分以下です。

妻の収入と退職金が少しあったので当面の生活には困りませんが、贅沢はできません。

毎日、ゴロゴロしているとドンドン体がなまっていくのがわかります。

仕事をやめて良かったこと、良くなかったことがあります。

良かったこと良くなかったこと
土日の混雑を避けれる収入が少ない
妻の仕事の都合に合わせて予定を組める退屈
天気に合わせて行動できるハローワークに行くのが面倒
夜遅くなっても大丈夫体がなまる

全体的に良かったのは時間が自由に使えることです。

良くなかったのは、収入の減少もそうですが、自由になった時間が余ってヒマなことですね。

余ったヒマな時間を有効に使う方法を見つけないといけません。

わたしの場合、最初はパチンコなどに行っていましたが、お金が減るだけなので、ブログをはじめました。

何か収入につながるものを始めるのがいいと思います。

求職活動

最初のうちは毎日の無職生活も楽しいものですが、3〜4ヶ月もすると段々と飽きてきて退屈になってきました。

収入も失業給付だけなので貯金額が目に見えて減っていくのがわかります。

失業給付が終わってしまう前にそろそろ、次の就職先を探さなくてはいけません。

ハローワークで求人を見ますが、50代後半ではあまり条件のいいところはありません。

そこで、ネットの求人サイトに登録しました。

自分の希望する職種と地域、給与などを入力してレジュメを作り登録します。

登録したサイトは「はたらいく」「duda」「リクルートエージェント」の3つです。

すると、毎日サイトからのおすすめ求人が送られてきます。

レジュメをみた企業からのオファーも数件ありましたが、面接確定のオファーと応募してから書類選考をするところがあるようです。

2級土木施工管理技士の資格を持っているので建設会社からのオファーもあり年収も600万円から900万円位ありましたが仕事がハードなのがわかっていたので応募はしませんでしたが、資格があると転職に有利なようです。

業界全体で施工管理技士の有資格者がたりないようですから、施工管理技士の資格があるとたくさんオファーが来るようです。
施工管理技士の資格を勉強する方法

私の希望としては体が楽で、定時で終わって、休みが多くて、給料は手取りで20万円以上で、以前とは違う職種がよかったのですが、楽で休みの多いところは給料が安くて当然ですよね。

よさそうなところを何社か応募しましたが面接までいけませんでした。

やはり、50代後半では就職しても職種が変われば仕事を覚えるまでに定年になってしまうので、採用されにくいようです。

資格があれば採用されやすいと思いフォークリフトの資格を取りましたが、いくら資格があっても未経験で50代後半からの転職は厳しいものがあります。

フォークリフトの資格取得の時の様子はこちら→雇用保険の給付金でフォークリフトの技能講習を受けてきました。

結局、知り合いの会社から「辞めたのならうちに来ないか」と誘われて同じ職種でしたがそこに再就職することに決めました。

まとめ

50代後半で仕事を辞めて再就職するまでのことを書きました

結論としては、50代後半での転職は思ったようにはいきません。

なぜなら、定年間際の人を採用してもすぐに定年で辞めてしまうからです。

いくら資格や経験があっても年齢はどうにもできません。

それに、「もう少しで定年なのになんで辞めたんだろう?」って誰でも思いますよね。

「なにか問題があったかもしれない」ってね。

次の転職先を決めてから辞めるか、あと1〜2年なら定年までもう少し我慢してもいいのではないでしょうか。

定年後の将来に自分のやりたかったことや、独立を考えているならなるべく早い段階から準備を進めて行く必要があります。

あなたの将来をライフシフトラボで個別に相談できます。

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