「保存したパスワードの一部がウェブ上に漏洩しました」というメールが来ました。

タイトルにもある通り「保存したパスワードの一部がウェブ上に漏洩しました」という文面で「重大なセキュリティー通知」というタイトルのメールがGoogleからきました。

急なメールに一瞬驚きましたが、落ち着いて考えてみると「もしや、詐欺メールでは？」という思いで対処することにしました。

ネットで調べてみると2022年2月頃からこの内容のメールが届く人が増えているそうです。

突然こんなメールが来るとびっくりしますよね。

そこで、この記事では、わたしがこのメールを見て対処した方法と、このメールが本物かどうかをを確認する方法をまとめましたので同じ様なメールが届いた人の参考になればいいと思います。

詐欺メールと思って対処しよう

写真のようなメールが突然送られてきました。

最初は何かのウィルスにでもやられたのかと思いあせりましたが、落ち着いて考えると、よくあるスパムメールの可能性が考えられたので、あわててリンクをクリックせずに対処することにしました。

メールの真偽についてですが、結論から言うとこのメールは本物でした。

ネットで調べたところ、このメールの場合、わたしのパソコンから直接パスワードが漏洩したと言うよりも、誰かがインターネット上で同じパスワードを使ってログインした場合に警告としてメールが来た可能性が高いそうです。

本当に漏洩したのなら保存したパスワードの中から1つだけしか漏洩しないことは無いでしょうから。

今回、漏洩したパスワードは、ある本の読者特典に付いているIDとパスワードでした。
おそらく、出版物なので全て同じIDとパスワードだと思われます。
他の読者がログインしたことで、漏洩と判断されたのかもしれません。
毎回メールが来ても困るので、保存してあるパスワードは削除しました。

パスワードマネージャーの確認方法

詐欺メールかどうかを確認するには、Googleパスワードマネージャーで直接調べて見る必要があります。

Google パスワードマネージャへの移動方法は

1：Google Chromeブラウザアプリを開いてGoogleアカウントにログインします。

２：Googleアカウント管理のセキュリティにアクセスしてください。

3：セキュリティー画面を下にスクロールしてパスワードマネージャをタップします。

4：パスワードチェックアップに移動し、「パスワードを確認」をタップ

5：画面が変わったらGoogle のパスワードを入力してパスワードチェックアップに入ります。

ここで、漏洩したパスワードがあれば表示されるので、タップしてどのパスワードが漏洩したか確認できます。

その他、脆弱なパスワードなども確認できるので、この際変更をおすすめします。

Androidスマホの場合

Androidスマホの場合は以下の手順で確認できます。

1. 設定画面から「パスワードとアカウント」をタップ
2. パスワードの項目の「Google」をタップ
3. パスワードチェックアップの「パスワードを確認」をタップ

ここで漏洩や脆弱なパスワードを確認できます。

詐欺メールが疑われるときの対処方法

詐欺メールが疑われるときは、以下の手順で対処しましょう。

1. パスワードやカード番号の入力を求められそうなメールは、詐欺メールの可能性を考えて安易にリンクボタンなどをクリックしない
2. 誤ってリンクをクリックしてもパスワードやカード番号などの個人情報を入力しない
3. あやしいメールは正規ルートをたどって該当ページに行き確認しましょう
4. 必要であればパスワードの変更をしましょう

1：最近の詐欺メールは本物と区別がつかないほどそっくりなので、メールにあるリンクをクリックすると詐欺サイトに誘導されます。
場合によっては派手な警告音と警告画面で操作ができなくなりお金を請求されます。

2：誤ってリンクをクリックしてもパスワードやカード番号、その他個人情報は入力してはいけません。
もし、入力してしまったらパスワードならすぐに変更しましょう。
カード番号ならカード会社に連絡をして指示に従ってください。

3：いつも使うログイン画面からログインをして内容を確認しましょう。

4：通常、詐欺メールは無視してしまうのがいいのですが、どうしても心配なら自分の意思でパスワードを変更しましょう。

まとめ

「保存したパスワードの一部がウェブ上に漏洩しました」なんて警告メールが来るとドキッとしますよね。

今回は本物のGoogleからのメールでしたが、確認ができるまでは、あわてずに落ち着いて対処しましょう。

この記事では、「保存したパスワードの一部がウェブ上に漏洩しました」というメールがGoogle から来た時の対処の仕方を書きました。

1. まずは、詐欺メールを疑いましょう。
2. メールにあるリンクでなく通常のログインをしてGoogle パスワードマネージャーに行きます。
3. パスワードチェックアップを使って漏洩の状態を確認します。
4. 必要であればパスワードを変更しましょう。

最近の詐欺メールは、本物と区別がつかないほどそっくりにできています。

パスワードやカード番号の入力を求められそうなときは、安易にリンクをクリックせず、通常のログインをして確認をしましょう。

どんなメールでも、最初は疑って見るのが詐欺にあわないためにも大事ですね。

この記事を読んで少しでも詐欺メールに引っかかる人が減ればいいですね。

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