Chromebookって安いけどどの程度使えるのかな?
使った感じってどんなのかな?
実際に買う前に自分の思った様なパソコンかどうか気になりますよね。
この記事では、私がブログを始めるために買ったASUSのchromebook・cx1101を約2ヶ月、使ってみて良かったところやイマイチなところをまとめました。
我が家のパソコンがずいぶん古いため、ブログ用のパソコンを探している時に、目に止まったのが、Chromebookでした。
ブログ用と割り切れば、2万円台の中古のWindowsマシーンでも良かったのですが、新品で安く手に入るのならChromebookもありだと思い決めました。
- ネットの閲覧やテキスト編集などに使用
- 外出先で使いたい
- コスパのいいパソコンを探している
- 使い勝手のいいセカンドマシーンがほしい
そういった人にはおすすめします。
外出時に持ち歩いて、おしゃれなカフェなどで仕事が出来るかっこいい人になれますよ。
- 動画編集がしたい
- ゲームがしたい
- 会社のテレワークに使いたい。
そういった人は、迷わずWindowsマシーンを買ってください。
基本スペック
CX1(CX1101)CMA-GJ0019 | 製品仕様 |
---|---|
本体カラー | トランスペアレントシルバー |
OS | Chrome OS |
CPU | インテル Celeron N4020(1.1GHz/2.8GHz) |
メインメモリー | 4GB(増設、交換不可) |
液晶ディスプレイ | 11.6型ワイドTFTカラー液晶(ノングレア) |
タッチパネル | 非搭載 |
ストレージ | eMMC 64GB |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
キーボード | 78キー日本語キーボード(JIS配列) |
インターフェイス | USB3.2(Type-C/Gen1)✕2、USB3.2(Type-A・Gen1)✕2 microSDカードスロット、 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック✕1 |
バッテリー駆動時間 | 約13.7時間 |
充電時間 | 約1.6時間 |
サイズ(突起部除く) | 幅291.6mm✕奥行200.9mm✕高さ19.5mm |
重さ | 約1.24kg |
実際に使ってみて
価格
私が買ったときの値段は、2022年3月中旬で¥32,800でした。
4月に入って各社いっせいに値上げしたようで、私が買ったお店では2022年5月現在、¥39,800になっていました。
ちなみに、32GBモデルは楽天市場の最安ショップで¥34,800でした。(2022年5月現在)
Chromebookは、安いものは、1万円台からありますが、さすがに”あまり安いのはどうかな”と思いこの値段のものしました。
正直に言うと、あまり持ち歩くつもりはないので、もうワンランク上の14インチが欲しかったのですが、5万円をこえていたので、予算オーバーなので断念しました。
外部モニターも接続できますが、コンパクトマシーンの意味がなくなりそうです。
使用感
とてもコンパクトで、バッテリーの持ちもいいので、配線がじゃまにならず、どこにでも移動して使えます。
キーボードも”少し小さいかな”と言う程度で、特に気になるほどではありません。
”ここがいいな”と思うところは、
- ナイトモードがある
- バッテリー持ちがいいので電源コードがじゃまにならない
- スリープ状態からの復帰が早い
- ファイルやフォルダーをシェルフに固定できる
最近、長い時間、画面を見ていると、目がショボショボして痛くなってきます。(病院には行っていませんが、たぶんドライアイだと思います。)
目薬を点したり、1時間に10分くらいは目を閉じて休憩するのですが、長時間は無理です。
特に夜はダメで、遅い時間には、画面を注視できません。(みなさんも気をつけてください。)
それでも、ナイトモード(ブルーライトカット)を使うようになってからは、少しマシになったような気がします。(常にONの状態で、結構暗めです。)
バッテリーも1日使い続けても問題ありません。残り使用時間が確認できるので、突然終了する心配はありません。
充電にはUSB type-Cを使いますので、スマホの充電器でも充電はできます。ただし、低容量のものでは、使用しながらの充電はできません。付属品の専用充電器だと、約1.6時間で充電が完了します。
使用中にフリップを閉じたり、手を止めて5分間(実測では5分50秒)ほどでスリープ状態に入ります、その状態からフリップを開いたり、操作をするとスリープ前の状態にすぐに復帰します。
無駄な待ち時間がないので、やる気を損ねずにすむのはいいですね。
Windowsでは、ファイルやフォルダをデスクトップ(Chromebookでは、壁紙と言う)に貼り付けて使えますが、Chromebookでは、その機能の代わりに、Windowsのタスクバーにあたる部分のシェルフというところに固定することができ、ファイルやフォルダの他、アプリアイコンも固定できます。
壁紙がゴチャゴチャせずにスッキリします。
少し気になるところは、モニターの下のASUSのロゴが反射してたまに、うっとうしい所と、キーボードの左側の虫めがねマークのキーが、先読み変換のtabキーと矢印キー(shiftキー)のあいだにあって変換時に間違って触ってしまうことです。(虫メガネキーを押すとシェルフの検索窓が開き変換前の状態で確定してしまいます。)
慣れてしまえば大丈夫そうですが、なかなか慣れないです。
以上気になるところもありますが、全体的には、満足できるものだと思います。
メリット・デメリット
デメリット
先にデメリットをみていきましょう。
- Googleplay stoerのAndroidアプリがすべて使えるわけではない
- メモリーが少ないので動画再生時の読み込みに時間がかかる
- オフラインでは、ほぼ使えない
- タッチパネルに対応していない
私の場合、Wordpressの編集とネット検索だけで、ゴリゴリな使い方をしているわけではないので、デメリットと言ってもこのくらいしか思いつきません。
Androidのアプリは初期のChromeOSに比べると、使える物が増えましたが機種によって使えない物があるようです。(Google公式ページへ。)
You Tubeの動画は問題なく再生できます。が、早送りや巻き戻しは少し時間がかかります。
Chromeブラウザー上での使用を前提にしているので、ネット環境の無いところでは、使用に制限があり、オフラインで使用できるアプリを、ストレージにインストールして使用することになります。
フリーWi-Fiやスマホでのテザリングを使って、ネット接続して使用すればいいのですが、データ無制限のプランでないなら、データ容量オーバーに気をつけましょう。
タッチパネルに対応していないため、タブレット的な使い方はできません。
Androidアプリで、タッチパネルでないと出来ないようなゲームなどは、たとえインストールできても使うことはできません。
メリット
- コンパクトでバッテリー持ちがいいので持ち運びに便利
- 起動が早い
- Androidスマホとの連携が簡単
- OSの更新が自動でできるのでつべに最新のセキュリティが維持できる
- ストレージは小さいが、Google ドライブが使えるので、+15G B
- 画像はGoogleフォトで+15GB
- コスパがいい
大きさ的にはA4サイズとほぼ同じで、厚みも2cmほどなので、週刊誌と同じくらいです。
週刊誌よりは重いですが、書類カバンにすっぽり入るので、持ち運びに不便はありません。
バッテリーはフル充電で13.7時間(カタログ値)持つので、家で充電して1日外出しても余裕です。
Windowsマシーンにくらべて起動もはやいです。(実際には、広告などにあるように7秒では、起動できません。フリップを開いてパスワード入力画面までが13秒、パスワード入力からホーム画面までが5秒でした。)
Androidスマホを使っているなら、データのやり取りなどの連携も簡単で、Bluetoothでつないだ、ニアバイシェアと言う機能で、画像やファイルを直接やり取りできます。
Chromebook起動時のパスワードの入力も、スマホのロックが外れていればユーザーアイコンをクリックするだけで、解除が可能です。
2022年7月のChromeOSのアップデートで”Ver.103.0.5060.132”からChromebook のロックを解除するスマートロックの機能が無くなりました。
スマホを使ったテザリングも、スマホを開かずに、設定画面から簡単に切り替えて使用できます。
ChromeOSには、セキュリティ機能が組み込まれていてウイルスなども安心です。OSの更新も随時おこなわれていて、常に最新の状態に保たれます。
GoogleドライブとGoogleフォトのクラウドスペースが各15GBまで無料でつかえるので、データや画像の保存もローカルドライブを使わずにすみます。
1番のおすすめポイントは、やはりコスパのよさです。
安いものは、1万円台からあります。
Windowsマシーンほどの高機能までは必要ないと割り切って使うには、5万円台のミドルクラスでも、十分な性能だと思います。
15万円を超えるようなハイエンドモデルもありますが、そこまでの値段がするのなら、あえて、Chromebookを選ぶ必要はないかもしれません。
まとめ
約2ヶ月使ってみて、私、個人の感想としては、十分使えてコスパもよく、満足のできるものだと思います。
動画編集や、テレワークでオフィスを使いたい、と言うのならスペック不足かもしれませんが、ネットやYou Tubeの閲覧、ブログ作成などのテキスト中心の作業なら、全く問題ありません。
- ネットの閲覧やテキスト編集などに使用
- 外出先で使いたい
- コスパのいいパソコンを探している
- 使い勝手のいいセカンドマシーンを探している
基本スペックやメリット、デメリットなどを書いてきましたが、難しく考えずに気楽にスッと出せて、スッと使えるパソコンが欲しいと思ったら”買い”の製品だと思います。
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